マーケティング

2014年10月15日 水曜日

「ポイントカード」の2つの目的。 その特典を考えよう!

いろんな商店や飲食店で発行している、もうお馴染の「ポイントカード」。
この「ポイントカード」の目的とは何でしょうか。
 お客さまを増やすこと?
これは「正解」「不正解」のどちらかでいうと「正解」になりますが、本当の正解ではありません。実は、ポイントカードを発行するのは、2つの目的があるからなのです。



新規顧客をリピーターにするための工夫を!

「ポイントカード」を発行する目的は次の2点です。

1. 新規顧客を対象にリピーターになってもらう
2. リピーターを対象にリピート頻度を上げてもらう

つまり、「新規顧客」と「既存客」の2種類のお客さまが対象なのです。「10個スタンプがたまれば1,000円引き」というような特典は、ポイントカードではよくあること。この特典は2.のリピータ頻度向上に対してはそれなりに効き目がありますが、1.の新規顧客に対してはそこまで強力なアピールにはなりません。

そのため、ポイントカードの戦略もそれぞれに合った、2通りの方法を考えなければならないのです。


「初回」を有効にした特典を意識すること

例えば、1.のように新規顧客にリピーターになってもらうためには、どんな特典をポイントカードにつければよいのでしょう?

「初回限定で3倍のポイントがつく」「初回を含め、3個のスタンプで500円分サービス」というように、「初回」や「少回数」を有効にした特典を考えると効果が望めるでしょう。

新規顧客を獲得することはもちろん大事ですが、リピーターを増やすことのほうがもっと重要。一見のお客さまをいかにしてリピーターへと高められるか、ポイントカードの目的とそれに見合った特典をいま一度考えてみましょう。



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投稿者 税理士法人サクセス・サポート | 記事URL