マネジメント

2014年10月20日 月曜日

売上の公式さえ理解すれば、2倍にするのは意外と簡単!?

「会社の売上を2倍にするのには、どうすればいいでしょうか?」
このような問題を出されたら、まず何を考えますか?

「現在の商品やサービスの単価を2倍にして...」「今のお客さんの集客数を2倍にして...」などなど。
もちろん、それらは間違いではありません。しかし、集客数や客単価をいきなり2倍に上げるのは至難の業。そこで、次の公式をよく見てください。

売上=顧客数×販売単価×販売頻度

つまり「顧客数」「販売単価」「販売頻度」が「1」を下回らない限り、それぞれを2倍にしなくても、トータルで売上を2倍にすることができるのです。



ジャンプして届く目標を一つひとつクリアする

例えば「顧客数」「販売単価」「販売頻度」のそれぞれを25%ずつアップさせたら、売上はどうなるでしょう?

売上=1.25×1.25×1.25=1.953125

これだけでほぼ2倍の売上が見込めることになります。
「顧客数」「販売単価」「販売頻度」のいずれか一つを2倍にするのはハードルが高いですが、1.25倍ならば頑張ってジャンプすれば届きそうな数字に見えませんか?

このように、売上を増やすときは「顧客数」「販売単価」「販売頻度」の3点のトータルから考える必要があるのです。

しかし、「顧客数」「販売単価」「販売頻度」のどれを伸ばすのが得意か不得意かは、それぞれの会社によって異なります。そこで、例えば顧客数を増やすのは得意だけど、単価を上げるのは難しい会社ならば、「顧客数」と「販売頻度」を30%ずつアップ、「販売単価」を15%アップを目指してみましょう。すると・・・。

売上=1.3×1.15×1.3=1.9435

これでもほぼ2倍の売上増が見込めるのです。実は、売上を倍増させるのはそこまで思った以上に難しいことではありません。一つのジャンプで届く範囲の目標を設定し、それをいくつも掲げておいて、そして一つひとつクリアしていけばいいのです。



 大阪・北九州・鳥取で税理士をお探しなら、
 税理士法人サクセス・サポートへ





投稿者 税理士法人サクセス・サポート